アスパラ農業研修 ~ 掃除 ~
大川町の冬はとても寒いです。
九州といえば温暖なイメージですが、とんでもありません。
今朝は-2℃まで気温が下がり、車のフロントガラスが凍ってしまってました。
前回に引き続き、私の定住計画活動であるアスパラ研修のことを紹介したいと思います。アスパラの刈り取り作業が終わり、続いてはハウス内の清掃作業です。
せっせと掃除をします。
ほぼほぼ一日中、ナイロン製のホウキを両手に畝周りをきれいに整備し、病原菌である枯れた茎葉を取り除きます。
この後、茎枯病・斑点病・そして害虫駆除にバーナーで畑全面を焼却する作業があります。地道な作業ですが、後の作業をより効果があるものにする為に頑張りました。
正直、一日中掃除するというのは結構しんどいです。。。
きれいになりました( ^ ^ )
土が健康的な状態でないと、作物も病気にかかりやすくなるので、こうした地道な作業も農業に必要不可欠な要素となります。
これからもコツコツ頑張っていきます♪
アスパラ農業研修 ~ 刈取り ~
地域おこし協力隊の定住活動の一環として、現在とあるアスパラ農家の元で教わりながら研修をさせていただいています。大川町は、アスパラ・きゅうりの農家も多く農業が盛んな地域です。
作業前の早朝の空気はとても清々しく、なんともいえない心地よさを感じます。
昨日、アスパラの刈取り作業を行いました。
ちなみにアスパラの作業の中で一番、体力を使うらしいです。
ハウスの中に入ると・・・
前が全く見えません。。。
圧巻の光景です。
作業スタート・・・
古茎を残さないように、地面ぎりぎりで大バサミで刈取ります。
あとは、ひたすら繰り返すのみです。
一日経過・・・
きれいさっぱりになりました。
この日は別のハウスの半分まで、計6畝の刈取り作業を行いました。
農業をやる為には、技術の習得と共に農業をできる体力も身につけなければならないと痛感。また、作業が終わった後の爽快感は格別でした。
農業は大変ですが、やりがいのある仕事だと実感した一日となりました。
大川町のご紹介①
12月に入り、今年も残すところ1カ月となりました。
最近1年がものすごく早く感じます!!
特に私は、今年は生活環境がガラッと変わった年だったのでなおさらです。
今後、数回にわたって大川町のことをご紹介していこうと思います。
まず、ご紹介したいのは『梨』です。
古くは、明治39年から梨苗を導入し、ここから全国有数の梨の産地として成長し、「伊万里梨」ブランドとして認知されるようになっていきます。
( 詳しい歴史はコチラ )
初めて食べた時、「今まで食べていた梨は何だったの?」と思うほどでした。
【食べた時の感想】
・ジューシー
・大きい
・上品な甘み
・爽やかなシャキシャキ感
・しっかりした甘み
etc・・・
↑とりあえず思ったこと考えたことを羅列しました。
ただ本当に言えることは・・・
本当に美味しい
その一言に尽きます。
以前、見学させて頂いた大川梨選果場も紹介させていただきます。
この選果場では、光センサーで一つ一つの梨の糖度選別をチェックしていきます。
また、生産者が自らの手で選別し、安全・安心の梨を出荷しています。
(選別・出荷風景)
今は、インターネットの発展・普及によりパソコン一つで伊万里梨を取り寄せることができます。また、大川町を訪れてご購入してみてはいかがでしょうか?
ちょっと営業っぽくなってしまいましたが、本当に美味しい梨なので食べる価値はあると思います。
ここからちょっと話がガラリと変わります・・・
全国の田舎で共通することですが、農家の後継者不足は全国的に深刻な問題であり、大川町の梨農家も例外ではありません。
梨農園を引き継ぐ・事業承継を志す方が出てきて欲しいというのが個人的な思いです。また、大川町の人も同じ考えだと思います。
ちょっと暗いことも書きましたが、梨は今はシーズンオフなので、出荷が本格的に始まる来年の8月が今から待ち遠しいです。
水耕栽培視察
以前から興味がありました水耕栽培の視察に本日、行ってきました。
視察先:元気村ヴィレッジファーム
農業は、土壌を耕し肥料を加え、畝(うね)を作り、種まき・苗植えをし、栽培し、収穫という流れで作業が進んでいきます。
また、収穫が天候に左右され、休みがなく、肉体労働できつい、「農業は大変だ」というイメージが持たれがちです。
しかし、本日視察を行った水耕栽培では今まで抱いていた農業のイメージは打ち破られました。
まず、場所が・・・
「えっ、ここで栽培管理しているの?」
なんと、中学校の廃校を利用し、植物工場として運営していました。
「こんなところで、本当に作物なんか作れるのか?」
しかし、施設の中に入るとビックリ!!
最新設備を完備、衛生管理も徹底され、葉物野菜が栽培されていました。
その後、施設の中を案内していただき、担当の方から栽培方法・事業概要を丁寧に説明していただきました。
そこで分かったこと
【メリット】
・マニュアルがあるので栽培にほぼ失敗しない
・天候に左右されず安定した収穫
・栽培・収穫のスケジュールが立てやすい
・成長のスピードが速く、品質も安定している
・無農薬なので、安全・安心した商品を消費者に提供できる
【デメリット】
・初期投資に費用がかかる(数千万)
・販路が必要
メリットが多く、とても魅力的な栽培方法ですが現時点の私にとってはデメリットの方が強すぎます。
まずは、今月末より農業研修が始まるので農業の基礎固めを行うことが先決だと思う(農業未経験なので)。
そして生活ができるようになれば、水耕栽培を・・・。